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           満月のマラソンランナー                                                                    



                   
hhhhhhhhhhhhhhh hhhhhhh
 
     
   
少し飲みすぎた日の真夜中だった 
俺は マラソンランナーになっている夢を見て 息苦しさに目を覚ました

カーテンの隙間から光が漏れているようで 青白い一本の細い筋となって暗い部屋を貫いている
まだ目が慣れていなくて ハッキリとは辺りが見えないが
天井の蛍光灯の形に見覚えがない どこだここは?

そしてやけに自分の動悸が早い…

そこまで思ってビクンと自分の体が跳ね上がった
ハ…ッと熱い吐息が自分の口から漏れる
下半身がずんと重く痺れ 自分のモノがカチカチに固くなって熱を持っているのに気がついた
驚いて 首を起こして自分の下半身に目をやると腹の上に誰かの頭が乗っていて一瞬ビクッとなった

美奈子…か?

そうだ 思い出した
今日俺は 美奈子と一緒に美奈子の弟の引越しを手伝ったんだ
美奈子の弟は この春から大学に通っていて 最初親元からだったのだが 
いざ通学してみると 思った以上に交通の便が悪いという事で一人暮しをする事になったのだ

今日は その引越しだと言う事で美奈子と一緒に手伝いに来て
夕食の後に 彼女の弟…名前は何だっけな 
ああ京介君だ 華奢な美奈子よりももっと細身で 泣き黒子のある綺麗な子だ
まぁそんな事はいい とにかく その弟にしこたま酒を飲まされて潰されたんだった

どうやら俺は そのままリビングのソファーに寝かされていたようだ
しかし 美奈子も意外と大胆だな 隣の部屋で京介君が寝てるだろうに…

そう思いつつも 股間で頭が上下するのに合わせて 俺もモノもどんどん昇り詰めていく
白いシャツだけを羽織って その上からでも解る頼りなさげな細い肩
愛しさが込み上げてきて 俺は柔らかく細い絹のような綺麗な髪に指を絡ませた
薄暗くて よく見えないが見た目よりも少し短く感じる髪に沿って優しく頭を撫でる

そうすると 美奈子は片腕を前から片腕を後から伸ばし 自分で場所を確かめるように解しはじめた
まるで自慰にも似たその行為に 感じているのか腰が揺れている
髪の毛が邪魔だし暗いので顔は見えないが 俺のモノにかかる吐息の熱さで
彼女が欲情しているのが伝わってくる

美奈子がこんなに積極的だったとは知らなかった

会社の同僚としての付き合いは長いが 恋人になってまだ1ヶ月
そろそろ 体の関係を持ちたいとは確かに思っていた
初めてはやっぱり 流行のレストランを予約して その後ホテルのラウンジで飲んでそのまま…
などとベタな手順を踏もうと考えていたんだが 
まさか彼女の方からこんな大胆な事を仕掛けてくるとは嬉しい誤算だ

彼女の 大胆なまさに痴態ともいえるような淫らな腰つきに 俺の方も我慢の限界で
自分の上に乗せようと 起きあがろうとしたら
これまた大胆な事に 彼女の方から俺に跨って来た
背中を向けて跨り 俺のモノを掴んで位置を合わせて ゆっくり腰を下ろしてくる
随分大きめのシャツが邪魔で繋がっている部分が見えないのが残念だ
…もしかして俺のシャツか?
ふと見ると 俺は上半身ハダカでズボンや下着は片足の足首で絡まっている

意識の無い間にどんな事をしてくれていたのだろうか
俺が見ているだけでも ここまで大胆な事を思うと
何でもっと早く目を覚まさなかったんだろう勿体無い と悔やまれる

そして俺のそんな考えをよそに 少しずつ湿った温かい彼女の中に飲み込まれていく

しかし…
「…っつ キツ…」
入り口が酷く狭い 美奈子も辛いようで必死で浅く息を吐いているのが解る
おかしいな 確かに俺のモノは小さくはないが 凶器といえる程でもない普通のはずなんだが
あんまり使ってないのか?それともこういうのも名器と言うのだろうか?
女の中も色々あるもんなんだな…

それでも時間をかけて 彼女が何とか俺のモノを全て飲みこみ ゆっくりと動き始めた
俺も その動きに合わせてやる 

暗く静まり返ったリビングに 熱く荒い息遣いが響いて
隣の部屋で寝ているであろう 京介君にバレなかとヒヤヒヤする

しかし そのスリルが余計に感情を煽るのか
俺の上に跨っている彼女が もう快感を追う事だけに夢中になって腰を揺らす
それが激しさを増す毎に 粘着質のいやらしい水音がどんどん大きな音になっていく
もう 息遣いより繋がっている部分が立てる音の方が大きいくらいだ
その激しい動きに 彼女には大きすぎるシャツがスルリと落ちて
暗い部屋の中に 真っ白な背中が浮かび上がった

その背中は 陶磁器のような滑らかさで 自分で光を放っているかのように白く輝き 
俺はその美しさに息を飲んで しばらく呆然と見せられていた

まるで崇高な絵画のように美しい背中が 自らの意思で卑猥な動きをして下品な水音を立てている
その倒錯的な情景に イッキに余裕がなくなった俺は
たまらず バネに弾かれたように状態を起こした

「ハアッ!…あっ あ…あぁぁっ!」

急に 上体を起こした 俺の早急な動きに
白い背中が 綺麗に反って悲鳴を上げた

後から抱きしめ 首筋にむしゃぶりつくように吸い付いつき
夢中になって腰を突き上げた



…アレ?

大変です神様 
美奈子に胸がありません

病気ですか?

胸部陥没症だと思いたい
この胸の飾りを引っ張ったら 引出しのように柔らかい脂肪が出てくるとか…

「いやぁ んっ…ああっ」

俺の腕の中にいる体がビクビクと跳ねる

体はもう興奮しきっていて 後戻りはできない状態になっている
のぼせあがった頭で 必死で考えようとするが
俺も腕の中の体も もう獣のように腰を揺すっていて 脳みそが揺れて思考回路が繋がらない

「し…慎太郎さ・・ん…あっ…あン」
甘い吐息に混じりの興奮しきった声が
機械のようにガクガクと本能だけで動いている 俺の腕を取り自分の中心へと導いた
されるがままに うっかり握ってしまったそれは とってもとっても馴染み深い形のもの…

そのすぐ後に とんでもない大声で泣き声のような悲鳴を上げられ
俺は 弾かれるように あわてて両手で口を塞いだ 
俺の肩に手がかかって思いっきり爪を立てられ ビクビクと体が跳ねた
つられて俺も逝ってしまった

そう この瞬間 俺はありえない別世界へ逝ってしまったのだ

ゼェゼェと洗い息のまま 俺は電池切れのように バッタリとそのままソファーに倒れた
そして 肩で息をしながら ゆっくりと彼が俺の上から体をよけた

そう 彼女じゃない 「彼」だ

京介君…
そう言おうと思ったが声が出なかった

何を言っていいのか解らず ただ黙って荒い息をしながら彼を見つめていた
彼は ソファーから下りて床に座り 汗で額に貼りついた髪の毛を掻き揚げ悠然と俺を見て微笑んだ
気持ちが悪いなどとは微塵も浮かんでこなかった
ただただ 荒い息をしながら 彼がキスをしようと俺の顔に綺麗な顔を近づけてくるのを
うっとりと見つめていた

あともう少し 
そう思って瞼を閉じかけた時

ガチャ…と小さな金属音がしたのを 俺は聞き逃さなかった


その後は もう反射としか言いようがない

俺は 京介君を突き飛ばしテーブルをまたいで 全体重をかけてドアに突進した
バァン!!という物凄い音が響きドアの向こうでキャーという悲鳴とドサッという音がした
「ちょっとー!!何すんのよおっ」
俺のタックルでぶっ飛んだ 美奈子が講義の声を上げている
先程までの情事の熱が残ったリビングで 俺は一人血の気が引いていた

京介君の方は この危機的状況を全く意に介せず
リビングのカーテンを半分開けて 呑気に月を眺めていた
雲ひとつない夜空に 凍っているかのように青白い満月が浮かんでいる

彼は 俺が見ているのを確認するように腰を捻り上半身だけ振り返ってから
ゆっくりと見せ付けるように 自分で尻の穴を広げた
白い双丘の間からぬらぬらと光る液体が内腿を伝って落ちていく
視線がそこに釘付けになり 
ドキドキと心拍数が上がっていき 俺の顔がみるみる赤くなった

ドンドンッと内側からドアを叩く音にハッとして 今度は顔が青くなる

心拍数が天井知らずに上がっていき
赤くなったり青くなったりしている俺に 彼が近づいてきて笑いながら首に両腕を絡ませてくる

月の光で周囲が明るくなり 今度はハッキリと京介君の顔が見える
泣き黒子が瞳を栄えさせ 濡れた瞳がキラキラと月の光を写して取り憑かれたように動けなかった 


俺は 自覚を持って自分から唇を重ね
もう戻れないであろう 月の裏側より遠いと思っていた世界へ逝く決心をした

                                                                                                                                                 fin

 
                                                                       
mmmmmmmmmmmm 
                                                                                          <謁見の間